日本では核家族化や少子高齢化が進行し、年末年始に実家で賑やかに過ごす伝統的な日常も変わりつつあります。
とある調査によれば、年末に一人で過ごす人の割合はおよそ17%でした。さらに40代の男性は20%以上が一人で過ごすことを選んでいるといいます。
一人でゆったり過ごす年末年始は、リラックスできてとても素晴らしい経験ですが、余暇が長く感じることもあります。
しかし、一人であるからこそ何をするかは自由自在。自由な時間を最大限に活用し、年末年始を楽しみましょう。
年末年始を家で楽しむ過ごし方
まず、自宅・屋内で過ごす年末年始にぴったりのアイディアを紹介しましょう。
あなたの楽しい時間の参考にしてください。
オンラインショッピング
年末年始(特に年始)には、各ECサイトでセールが開催されるのが通例となっています。
ファッション、家電、ゲーム、家具、趣味のアイテムなど、新年を迎えるために必要なものを自宅から手に入れることができます。
また、最近ではテレワークを導入している企業も増加しています。新年の仕事に向けて、在宅勤務を快適にするための便利なアイテムを検討するのも良いでしょう。
無料マンガアプリを楽しむ
スマートフォンを使って、有益な過ごし方の一つとして、電子コミックがあります。
電子コミックは紙のコミックよりも市場で大きな存在になっており、無料で楽しめる電子コミックアプリも増えています。
贅沢なグルメを自宅で楽しむ
年末年始に贅沢な料理を自分だけで楽しむのは最高のひとときです。
カニ、ふぐ、高級な肉など、最高級の食材を選んで、自分への特別なご褒美として楽しんでみましょう。何も考えずに、美味しい肉とビールを楽しむ日を過ごすのも素敵です。
残りの料理は冷凍保存できるため、3日間ほどかけてゆっくり楽しむこともおすすめです。
また、大晦日に年越しそばを食べながら、紅白歌合戦など年末の特別番組を楽しむのも定番の楽しみです。
おいしい料理や年越しそばで幸せを呼び込み、楽しい年末年始を迎えましょう。
おせち料理を楽しむ
お正月にはおせち料理が欠かせません。
年末年始を一人で過ごしても、おせち料理を楽しむことで新年を気持ちよく迎えることができます。通信販売で2人前のおせち料理というのもあるので、幅広い選択肢があります。
転職を検討する
年末年始は、将来のキャリアについてゆっくり考える良い機会です。
給与、人間関係、仕事内容などの要素を変えることで、新しい人生の扉を開くかもしれません。
自身の市場価値を評価したことはありますか?
副業を開始
休暇中に収入を増やしたい場合は、副業を試してみましょう。クラウドソーシングプラットフォームを利用すれば、副業を比較的容易にスタートできます。
Uberなどのサービスを利用したり、アフィリエイトプログラムに参加してブログを運営したりすることも考えられます。
休暇中に自分の時間を有益に活用して、新しいスキルを身につけたり収益を上げたりすることができます。
動画鑑賞
今では、自宅から簡単に映画や音楽ライブを楽しめる動画配信サービスが充実しています。
年末年始に、以前気になっていたが見逃していた作品を楽しむのはいかがでしょうか。
有料コンテンツを無料で楽しむために、VODサービスの無料トライアルを利用することもできます。
テレビ番組に没頭
お笑い番組や特別番組が充実した年末年始は、テレビを楽しむ絶好の機会です。一日中テレビを観ることも、新年の楽しみのひとつです。
TVゲームに没頭
ゲームをもっと楽しみたいけど、仕事や勉強が忙しくてできないと感じている方へ。年末年始には、テレビゲームに没頭し、一日中家から出ずに楽しむことをおすすめします。
ただ、ゲームに没頭しすぎて年明けに仕事や学業に戻りたくない、なんてならないよう注意してくださいね。
新年の抱負を立てる
新しい年が始まる前に、新年の抱負を考えてみましょう。
例えば
「健康を維持する」
「キャリアで成功を収める」
「新しい恋を見つける」
考えるだけでなく、紙に書いたりソーシャルメディアで共有することで、はっきりとした目標が設定され、新たな気持ちで新年を迎えることができます。
自分自身に挑戦し、大きな目標を掲げてみるのも良いでしょう。
大掃除を実施する
年末年始は大掃除の季節として広く認識されています。
家の清掃を行うことで、気持ちがすっきりし、新年への準備が整います。大掃除に取り組むやる気を高めるために、以下のことが重要です。
・午前中から活動を開始する
・友人を招いて一緒に掃除をする予定を立てる
・最初に不要な物を処分する
少し気合を入れて、1日をかけて部屋、玄関、キッチン、バスルーム、トイレなどをきれいにしましょう。
機会があれば、優れた掃除道具を購入して、全力で取り組んでみてください。
部屋を模様替えする
部屋の模様替えは気分転換に最適で、気持ちのリフレッシュにつながります。
カーテンやシーツのデザインを変えるだけでも、部屋の雰囲気が大きく変わりますし、家具の配置を変えるだけでも新しい空間が生まれます。
最近、実家では廊下の壁紙を新しく変えたことで、懐かしい場所が新たな風景に変わりました。長い間住んでいる家であるほど、年末年始に模様替えを検討してみる価値があるでしょう。
年賀状を書く
年賀状の書き込み機会は減少していますが、その価値は高まっています。友人、上司、後輩などに年賀状を送ってみませんか。
日本郵便のウェブサイトでは、年賀状の印刷を簡単に依頼できたり多くの年賀状テンプレートをダウンロードできます。スマートフォンアプリを使用しても、手軽に年賀状を作成できます。
読書を楽しむ
ゆっくりと時間を取り、1日1冊の本を読むことはいかがでしょうか。
もしくは、漫画をまとめ買いして、年末年始の休暇中に50冊から100冊も読みふけることも素敵です。大ヒットドラマの原作本や最新刊を読んで、テレビとは異なる感動を味わうのも楽しいです。
今は電子書籍で気になる本を手に入れることができる便利な時代なので、自宅で完結できるのが魅力です。
年末年始の一人で過ごす方法「屋外編」
次に、外出して年末年始を一人で楽しむアイデアを紹介します。
マッサージを受ける
日頃の疲れを癒すために、マッサージに行ってみましょう。思い切って2時間のセッションなど、充実した時間を過ごすことをおすすめします。
コストパフォーマンスを考える際には、10分あたり1,000円を目安にしてみてください。この価格帯では、高品質なマッサージを受けられる可能性が高いです。
大晦日や元日など、営業日が限られている場合もあるので、事前にウェブサイトなどで確認しましょう。
近くの温泉や銭湯に行く
温泉地に遠出もいいですが、自宅からアクセスしやすいスーパー銭湯でリラックスするのはいかがでしょうか。
お風呂、サウナはもちろん、マッサージ、岩盤浴、あかすり、お食事、料理などが楽しめる施設もあります。
施設の規模に応じて、半日以上を楽しむことができるでしょう。まずは、自宅から最も近いスーパー銭湯を検索してみましょう。
ジムで体を動かす
年を重ねると、運動をする機会が減少することがあります。年末年始の休暇を利用して、ジムで体験入会して体を引き締めてみてはいかがでしょうか。
翌日に筋肉痛にならないように、スケジュールを工夫することが大切です。
初日の出を迎える
1年に1度、しかも元旦にしかできないことといえば、初日の出を迎えることです。
時間帯はエリアによって異なりますが、6時45分から7時25分の間が初日の出の時間です。近隣の高台や太平洋の海など、美しい景色のスポットに向かい、新しい年を明るい太陽とともに迎えましょう。
寒さに備えて、暖かい服装を心がけることも大切です。
一人旅に出かける
最もアクティブな過ごし方の一つとして、一人旅を思い切って楽しんでみませんか?
数日間のゆったりとした温泉旅館でのんびりしたり、知らない街を探索したりして、年末年始の特別な時間を楽しむことができます。一人での旅行ならではの魅力を堪能しましょう。
一人でドライブに出かける
レンタカーやカーシェアリングで車を借りて、一人でドライブに出かけることができます。
新幹線など電車では時間や移動範囲に制約がある場合もありますが、一人でドライブなら自由自在に行動できます。
おひとり様向けツアーに参加する
近年、さまざまな旅行会社が「おひとり様向けツアー」を提供しており、思い切って参加してみることをおすすめします。
これらのツアーでは全員が一人参加で、各自が一人用の宿泊施設を確保できるため、他のグループとの違和感を感じることはありません。
同じく一人で旅行中の参加者との出会いなど、交流するチャンスもあるでしょう。
アルバイトや派遣で収入を得る
「何もせずに過ごすのはもったいない!」と感じる方は、派遣やアルバイトで追加収入を得てみるのも一つの方法です。日雇いや日払いの仕事も多く提供されているため、自分に合ったオプションを見つけることができるでしょう。
まずは、地元での求人情報を検索してみて、新しい年を収益を上げる一歩としましょう。
スポーツを楽しむ
冬になると外出が億劫に感じ、運動機会が減少しがちです。そこで、年末年始に積極的にスポーツを楽しんでみましょう。
食べ物を楽しむ機会が増える忘年会の後に、運動でリフレッシュすることは体にも心にも良いです。冬ならではのウィンタースポーツもおすすめです。
ボランティア活動に参加
日本は災害のリスクが高い国であり、各地で支援が必要な状況が続いています。年末年始の長期休暇を利用して、ボランティア活動に参加してみるのは価値のある経験です。
現地に赴かなくても、寄付や必要な物資の提供を通じて支援することができます。
まとめ
いかがでしたか?一人の過ごし方、楽しみ方も探せばこんなにあります。
逆に全力で「休む」というのも良いかもしれませんね。普段、休みがなかなか取れない方はここぞとばかりに全力で休むのもアリですよね。寝正月という言葉もあるくらいですから。
一人の時間を充実させ、せっかくの年末年始を有意義に過ごしましょう。