ひとり飲み

居酒屋に一人で入り、カウンターで自分のペースで美味しいお酒と料理を楽しむことは、大人の贅沢な瞬間ですね。

ここでは一人で外で飲む際、居酒屋での楽しみかたをご案内いたします。

ある調査によれば、お酒好きの8割が一人での飲み会経験があるそうです。しかし、一人で飲み始めても暇に感じることもあります。一人での飲み会はゆったりとした時間を楽しむ空間ですが、手持ち無沙汰になってもつまらないですよね。

初めての一人飲みに踏み切れない方も、ぜひ参考にしてみてください。

こんな方におすすめ
一人での飲み会を試してみたい方
一人での居酒屋で何をするか迷っている方

一人飲みに適したお店選びのポイント

まずは、そんなお店を選んだらいいのかを挙げてみます。

カウンター席の設置

一人での飲みに適したお店は、カウンター席が用意されているところがおすすめです。同じく一人で来店している人がいたり、周りの視線が気になりにくい環境が整っています。

初めての一人飲みでも対面のカウンター席ならスタッフが近くにいるため、何かあってもすぐに店員に話しかけることができます。

サービス品質が高い

スタッフの接客スキルが高く、コミュニケーション力のあるお店もおすすめです。お店のスタッフが積極的に会話を振ってくれると、人見知りの方でも一人飲みが楽しめます。

実際に足を運んでみないとわからないこともありますが、ネットやSNSの口コミを参考にすることで、大きな失敗を避けることができます。

一人飲み向けのメニュー

一人飲みの懸念点として「量が多すぎて残してしまうのが気になる」というのがあります。また、自分好みの料理を自由に楽しみたいという欲求もあります。

一人飲み向けに量が調整されたメニューが用意されていると、自分の好みに合わせた楽しみが増えるでしょう。

くつろげる雰囲気が整っていることが重要で、事前にお店の雰囲気を知っておくだけでも緊張感が和らぎます。

SNSやアプリを活用して店内の雰囲気が分かる写真やお店のメニューを確認するか、友達と一緒に行ってお店を試すことで、一人飲みに最適な場所を見つける手助けになるでしょう。

一人飲みを楽しむポイント

例えば、一人での飲み会の時間に隣でがやがやしている学生がいるとちょっと厳しいですよね。そういうことを避けるということもポイントの一つ。

ということで、一人での居酒屋での楽しみ方をご紹介します。

混雑するピークタイムを回避する

一人で静かに飲みたい方は、混雑する時間や週末などを避けてなるべく早い時間にお店に足を運ぶのがおすすめです。

特に開店直後の時間帯がお勧めです。他の客もまだ少なく、周りの注目を気にせずに静かに飲むことができます。また、お店のスタッフもまだ余裕があるため、リラックスして会話を楽しむこともできます。

ゆっくり楽しめるおつまみ

最初に「これがあればゆっくりお酒を楽しめる」と思えるおつまみを注文しましょう。

どのおつまみを選ぶか迷う方は、チャンジャや塩辛、板わさ、乾きもの、梅水晶などの「すぐ作れて早く出てくる」料理を選んでみてください。

飲みすぎには注意する

一人で飲む場合、酔ってしまっても面倒を見てくれる相手がいないというデメリットも考えられます。

一人飲みを最後まで楽しむためには、自分が十分に帰宅できる状態でいるよう、自分のアルコール摂取量を把握し、適量を守るようにしましょう。

めったに頼まない料理を注文

定番のおつまみを注文したら、普段は食べない料理に挑戦してみませんか。友達と一緒だと注文しにくい料理も、一人なら失敗しても大丈夫です。

ただし、量などには気を付けてください。明らかに量が多い料理はおすすめできません。それだけでお腹いっぱいになってしまい、失敗した場合のリスクが大きいです。注文の際に一人前の量について尋ねてみてください。

以前から気になっていた料理や、同伴者がいると注文しにくいガーリック系料理などに挑戦してみてください。

普段飲まないお酒を注文

新しいお酒に挑戦すると、それに合った料理も楽しめます。「このおつまみは日本酒と合わせるとさらに美味しい」という発見もありますね。

もちろん、苦手なお酒や強いお酒を飲む必要はありません。一杯だけでもいいので新しいお酒に挑戦してみてはいかがでしょうか。

本を読む

手持ち無沙汰で時間が経つのが遅いと感じる方は、文庫本や雑誌などの本を持参してみてはいかがでしょうか。

自宅での一人の時間に近づきますが、外で本を読むことも新鮮で楽しい経験です。読書しながらの一人飲みは意外にも多く、本の世界に浸りながら他人の視線を気にせずに酒を楽しむことができます。本が面倒という方は、スマホで電子コミックや書籍を楽しんでみましょう。

店員やリピーターと仲良くなる

同じお店で一人飲みを重ねると自然にスタッフと顔見知りになります。スタッフや店長と親しくなると、そのお店の常連さんを紹介してもらうことがあります。

静かで雰囲気が和やかなお店では、スタッフと気軽に話すことができます。リラックスした雰囲気のお店を見つけ、そこに通い続けることが重要です。対面式のカウンターがあれば、スタッフとも自然な会話が楽しめます。

お気に入りのスタッフがいる場合、そのスタッフに注目してお店のリピーターになることが、新たなつながりを築く手段になるでしょう。

積極的に声をかける

一人で飲んでいる最中に気になる相手がいたら、積極的に声をかけましょう。お酒を注文する際に共通の好みを話題にしたり「このお酒、美味しいですよね」と声をかけることで、自然な会話のきっかけが生まれます。

何度か顔を合わせたことがある場合は「前にもここでお会いしましたね」と声をかけることで、会話が進展するでしょう。

ただ、ゆっくり飲む

何もせずにただボーッと過ごすのも一つの選択肢です。一人の時間を活かして、スマホを使わずにお酒と料理を楽しむのもいいでしょう。

最近ではデジタルデトックスという言葉も広まり、スマホから離れる時間も重要視されています。たまにはスマホから離れ、電源を切ってゆっくりとした時間を過ごすことを意識してみてはいかがでしょうか。

まとめ

今回は一人で飲みに行くお店選びや、楽しみ方をご紹介しました。

初めて一人で行く場合は勇気がいるかもしれませんが、実際には一人でカウンターで飲んでいる人が多いです。周りの目を気にする必要はなく、店員さんも慣れているので安心してください。

自分に合った一人飲みのスタイルを見つけて楽しみましょう。